弁護士インタビュー

Q: 2019年2月に事務所が業務拡張のため、東銀座から神田司町に移転され、事務所名も変更となりました。移転では、先生が将来に向けて、様々な想いを持たれているのではないかと思います。今回の移転により御事務所が相談者の方に、一番伝えたいメッセージは何でしょうか。

一番は，「お客様にとって使い勝手の良い事務所になる」ということです。
東銀座の事務所は，東銀座駅徒歩１分と駅から近く利便性はあったのですが，JRの駅（有楽町駅や新橋駅）からは10分以上かかりますし，複数路線には対応していませんでした。また，2020年のオリンピック開催を考えると，色々と業務に影響がありうる可能性が懸念されました。
対して，移転先の新事務所である神田司町は，丸ノ内線淡路町駅，都営新宿線小川町駅，JR神田駅，少し離れて千代田線御茶ノ水駅や半蔵門線大手町駅など，複数路線からお越しいただくことが可能です。また，今後弁護士を増員してこれまで以上にお客様のご要望にお応えできる体制を整えていきます。これまで培ったノウハウをもとに，より一層クオリティの高い法的サービスをご提供し，また，新しい弁護士像を創るべく新たな業務にも着手していきたいと思っています。

Q:離婚、不倫、法人の相談は無料相談を受付けているとのことですが、どんな時に相談してほしいとお考えですか。

少しでも「困ったな」「不安だな」ということがあれば，すぐにご相談していただきたいですね。お客様の中には，弁護士には法律問題のみを相談すべきだ，とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが，そもそもその問題が法律問題なのかそうでないのかを切り分けること自体がとても難しいことです。法律問題ではないと思っていることが，意外と法律的にシビアな問題だったりすることも良くあります。また，弁護士は色々な案件を見てきていますので，その経験から，法律問題以外においてもアドバイスを差し上げることができます。
ご相談の時期ですが，もちろん紛争になってからご相談を受けることも多いのですが，できればなるべく早めが良いと思います。紛争が起きないように，こじれないように，有利に物事を運ぶための準備として，お早目に相談していただくのがお勧めです。

Q: 離婚、不倫、高齢者問題、融資・資金調達、各種顧問契約などの相談が多いとのことですが、御事務所ではその他にも幅広い問題に取り組まれていて、新しいことにも視野を広げている印象です。これはお客様のニーズに対応してきた結果なのでしょうか。

はい，その通りです。当初は業務を絞って行っていたのですが，お客様から色々なご相談を受けていく中で，どんどん業務範囲が広がっていったというのが事実です。正直もう少し絞りたいと思っているのですが，お客様から相談されるとイヤとは言えず，またご相談をされたお客さからさらに口コミでご紹介をいただき，という繰り返しですね。

Q: 最後に、事務所名についてお伺いします。事務所名の「クラース(cras）」は、ラテン語で「明日」という意味だとのことですが、これから御事務所に相談される方が「明日」という言葉にどのようなイメージを持ってくれたらよいとお考えでしょうか。

今日はダメでも明日がある，明日になればまた違う風が吹く，と思っていただけたら良いなと思います。落ち込むことがあっても，前向きに，次へ次へと考えて止まらなければ，きっといつか道は開けると信じています。
困ったときには是非お声がけください。一人で悩んでいたことも，人に分けてしまえば軽くなります。きっとあなたのお役に立てると思います。